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自宅PCへantergosをインストール

自宅PCへのOSインストール作業。

個人的に普段利用しているOSはLinuxです。一応ゲーム用にWindows10 PCはありますが、ここ数ヶ月電源すら入れていない可哀想な奴です。

通常ならArchlinux ビギナーズガイドに従ってインストールを嗜む楽しみがあるのですが、先日団長から下賜されたSoundBlaster Audigy SEとCMIのサウンドボードを稼働させるためにも早急にインストールします。

Archlinux Anywhereで手早くも考えましたが、今回はもっと早くantergos(あんてるごす)を利用します。

Archlinux(あーくりぬくす)はRedhatやDebian、SlackwareやGentooなどディストリビューションごとのバージョンと違い、ローリングリリースというバージョン無しで常に最新という変わった形式をとっています。そして透明性を保つために煩雑さを残すという意味のシンプルさ、初心者用に簡単であるよりも正確で最新であること、ユーザーが全てコントロールできるオープンさであること、コードに制限を設けない自由を保つことを柱にしています。

これらのことはUbuntuなどのディストリビューションのように、インストールして誰でも簡単に使えるという簡単さとは真逆の考えなので敷居はどうしても高くなります。なので誰にでも勧められるものではないですが、私は自宅で使う、OSのバージョンアップより日々最新のソフトウエアを利用したい、そしてバージョンアップに伴う時間が惜しいという条件が揃っているので迷わずArchlinuxを選択します。

antergosは、ArchlinuxでデスクトップPC環境を素早く体験できるLiveイメージと、Cnchiというグラフィカルインターフェースによるインストーラー、簡単にデスクトップ環境を整えられるように「更に手を抜きたいユーザー用」に最適です。

下記に行った作業を箇条書きにします。

  1. ISOイメージをDVD-Rメディアに記録する
  2. DVDドライブから起動する
  3. Live環境を日本語で起動する
  4. Cnchiインストーラーでブートディスク(今回はSSD)にシステムをインストールするよう設定する
  5. インターネット経由で最新のOSやソフトウエアに更新する
  6. インストール完了後、システムを再起動する
  7. 各種アプリケーションソフトウエアや日本語環境を整える
  8. 終了

問題は5.のインターネット経由の更新ですがこれはまた次に。

もう一つは日本語環境。Linuxにおける現在の標準的な日本語入力システムは2つのシステムが連携して動いています。キーボードの入力や変換後の文字の挿入などを扱うインプットメソッドと、漢字変換を行う日本語エンジンです。

日本語エンジン部は、変換効率が一昔前のAnthyや、単文節変換のSKKを脇に置くと選択肢はGoogle日本語入力を元にしたmozc(日本語の形態素解析システムmecabの開発者)が一番使いやすいです。

インプットメソッド部分はこれまでuim(ゆーあいえむ))というエンジンを使っていましたが「変換候補が表示されない」「変換候補と入力文字が重なる」などの問題があり、「日本語入力がデスクトップ環境やソフトウエアにより有効にならない」という致命的な問題が発生したため別のインプットメソッドに乗り換えることにしました。急がないとね。

次に試したのがibus(あいばす)。1.4まで順調だったのに1.5で機能が大幅に削られるという誰得問題を抱えてユーザーが離れていきました。現在ではまともに利用できるまでにはなりましたが、開発はそろそろ終了するかもという雲行きの怪しさと、これまたソフトウエアにより日本語入力ができないという問題が出てしまいました。解決する試行錯誤が惜しい。

んで最後にfcitx。この記事もfcitxで入力しています。WindowsやMacなど他のOSを利用していた方でも馴染みやすいインターフェースです。いくつか挙動が不安定なところはありますが、日本語そのものの入力は快適です。

fcitx(ファイティクス)は台湾の方が開発していましたが、上記のibusが日本語入力で大きく支障をきたすことを危惧したUbuntuの日本語メンバーが、直接開発者に掛け合って日本語向けの開発をお願いしたというエピソードがあるそうです(詳しくは知らない)。

そのためかfcitxはピンイン入力など中国語や韓国語の入力設定も豊富にあります。現在のUbuntu Japanese Remixはfcitxが標準だったと記憶しています。

これでようやく自宅のPC環境が整った…と思いきや、以下次項。

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